プチリノベ、フルリノベ、スケルトンリノベなど、リノベーションには様々な呼び方があります。
  どんな違いがあるのでしょうか?実は、会社や人によって呼び方や意味合いが違っていたりもします。
フルリノベとスケルトンリノベを区別している会社もあれば、フルリノベで統一している会社もあります。
  トウケンコウでは以下のように分類しています。
  
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①プチリノベーション
  
  略して”プチリノベ”です。なんかかわいいですよね。
 間取り変更など大がかりにはやらないけど、玄関のタイル部分を土間にしたり、照明だけ今っぽくしたり、スイッチだけモダンな雰囲気のものに変えたり「部分的に」「手軽に」やるのがプチリノベです。
 
②フルリノベーション
  一般的に多く使われている言葉がフルリノベです。
 キッチン、お風呂、トイレなどの設備を最新のものにしたり、お部屋ごとにクロスのデザインを変えて今っぽさを出したり、足触りのよい無垢材の床にしたりします。フルリノベなので間取り変更も含みますが、最近はフルリフォームとごっちゃになって使われているケースがあったりします。SUUMOやHOMESなどで「フルリノベーション済み」と書いてある物件を見てみてください。約8割は間取りは従来から変更なし「表層部分のみ」が新しくなっている物件ばかりです。リノベ済み物件の購入を検討されている方は要チェックです。
 
③スケルトンリノベーション
  
  スケルトンリノベーションでは、すべてを解体してコンクリートの箱の状態にします。
  トウケンコウではスケルトンリノベを推奨しておりますが、それはなぜか?
  理由は、スケルトル(=骨組み)の状態にすることで、①目に見えない老朽化した配管周り(インフラ)を新しくすることができる、②空っぽの箱の状態に一から自分好みに間取りを設計できる。つまり、根っこからすべてを新しく作り変えることができるからです。表面だけをきれいにしてもダメだと思っています。目に見えない部分にこそ大事なものが詰まっています。それらのメンテナンスをしっかり行なって、すべてを自分好みにしていく。それがスケルトルリノベだからです。トウケンコウではフルリノベとスケルトンリノベの違いを①で線引きしていますが、スケルトルリノベをフルリノベと言う会社もありますので、リノベ会社と前提条件をきちんとすり合わせしておきましょう。
  
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  「中古を買ってリノベする。」
  がキャッチフレーズのようになってきた住宅市場ですが、中古物件は新築に比べて割安ではあるものの”構造部のメンテナンス”をしっかりする必要があります。一般的には25〜35年という住宅ローンを組んで購入するわけですから、リノベするならスケルトルリノべを推奨しております。
  「詳細を聞いてみたい」というお客様はぜひ遊びにいらしてください。
       
  トウケンコウでは 「物件探し+リノベ」 も 「リノベのみ」 もご対応が可能です。
リノベーションの専門家「リノベーションアドバイザー」もおりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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